米テスラ、第1四半期は過去最大の赤字 モデル3生産計画維持

テスラ秘蔵のEV車「モデル3」

 米電気自動車(EV)メーカー、テスラ(TSLA.O)が2日発表した第1・四半期決算では、純損失が7億955万ドル(約780億円)となり、過去最大の赤字を記録した。新型セダン「モデル3」の生産目標は計画を維持し、6月末までに週約5000台になるとした。モデル3の生産は4月最終週に2270台。4月第2週の2250台から微増だった。

 第1・四半期の損失は7億0955万ドル(1株当たり4.19ドル)。前年同期は3億3027万ドル(同2.04ドル)の赤字だった。自動車事業の売上高は27億4000万ドルと、前期比1%増にとどまった。

 モデル3の予約台数(ネット)は第1・四半期末時点で45万台だったとした。現時点で小幅なマイナスとなっているモデル3の粗利益率については、第2・四半期中にほぼゼロとなり、下期には「大幅なプラス」になるとの見通しを示した。

 第1・四半期の設備投資額は減少し、2018年の設備投資見通しも30億ドル未満に引き下げた。17年には34億ドルを投資していた。

 ソーラー事業関連費用を除いた第1・四半期のフリーキャッシュフローはマイナス10億ドル。第4・四半期はマイナス2億7700万ドルだった。

 決算発表後の会見では、利益の見込みや設備投資費について尋ねたアナリストの質問をイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)がさえぎる場面があり、決算発表直後は小幅な値動きとなっていた株価が、会見中には5%下落した。

 しかし、同社は、今後量産が計画通りに進めば18年下期には黒字に転換するとの見通しを示した。売上高は前年同期比26.4%増の34億875万ドルだった。EV出荷台数の増加に加え、大型蓄電池などエネルギー部門の好調も増収に寄与した。

 

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